【英語学習】語学留学を控えた大学生のための勉強法。【初級〜中級者向け】
こんにちは、新年も増量が進行中のフィジーク先生(@physique_sensei)です。
今回はTwitterで頂いた質問に対しての記事です。
https://twitter.com/hottamago_kazu/status/1214915249846964226?s=21
英語の先生なんですね。
— KAZUKI HOTTA@学生ブロガー (@hottamago_kazu) 2020年1月8日
自分も筋トレ好きでボチボチしているのですが、これから英語の勉強もしようと思っています
留学も少し考えているのですが、おすすめの単語の本やリスニングを鍛える方法などよかったら教えてもらえませんか?
筋トレに関係なくてすみません
よろしければ回答お願いします🙇♂️
筋トレ好きかつ、英語に興味を持っていらっしゃるKAZUKIさんからの質問でした。この方の英語力は初心者寄りということでしたので、今回の記事は「英語教師の視点から、初級〜中級者位までの英語学習者」を想定して書こうと思います。
おすすめの英単語帳
英単語帳は、高校英語学習の定番「Target 1900」をおすすめします。ポケットサイズでどこでも読める手軽さがいいですね。
日常生活で英語を必要としない人もいるが、仕事で使うとなれば履歴書に書けるくらいのレベルは必要だ。 中学校で習う英語の語彙数は約900語、高校で習うのは約2,000語といわれている。 職種によっても要求される英語のレベルは異なるが、履歴書に書けるレベルの英語の語彙数は約3,000語。 高校卒業までの単語を全部覚えたとすれば、少なくとも約3,000語の語彙があるわけだ。 つまり、高校までの英語教育をマスターしていることが履歴書に使える最低条件ということになる 実際に3,000語の語彙数は、英語の資格でいうとどれほどのレベルになるのだろうか? 履歴書に書ける最低レベルを資格にするならば、「英検2級」あるいは「TOEICスコア600点」だ。 一般的に「英検2級は高校卒業程度」といわれるが、実は学校教育で習得する語彙に加えて語彙を習得しないと、合格ラインに達しない可能性もある。 英検2級を習得するためには、高校までに覚える3,000語と合わせて、自ら進んで語彙数を増やすことが肝心だ。u-note.me
高校卒業までに習う英単語を習得できていれば、ほぼどんな話題についても自身の考えを言える語彙力が身についていると言えます。高校は多くの方が卒業しているものの、「英語が話せない!」という状況は「単語を習得しきれなかった」もしくは「英会話をするための練習不足」が考えられます。
とにかく、英文法力はさておき英単語をどれだけ知っているかが留学前の鍵となります。最低限、この単語帳をマスターして行くことをオススメします。
勉強方法としては、毎日のスキマ時間(例えば通勤通学中)に沢山インプットすること。そして必ず発音練習をしてください。発音ができない単語を覚えることは出来ません。
おすすめのリスニング学習法
英語の4技能(ライティング・リーディング・リスニング・スピーキング)のうち、最も難しいと言われているのがリスニングです。よく言われる「英語を沢山聞く・聞き流す方法」は、どちらかと言うと英語上級者向けの学習方法です。
初級〜中級者がリスニング力を伸ばすには、「英語を聞く➡︎何かしらの問題を解く➡︎答え合わせする➡︎原稿とともに再度英語を聞く」と言った地道な作業を繰り返すしかありません。これはTOEICリスニング対策の参考書を解くのもいいですし、携帯の無料アプリでリスニング問題が沢山ありますので、それでも構いません。とにかく、毎日英語を聞いて、問題を解いて復習、のルーティンを繰り返すしかありません。
おすすめのポッドキャスト
さて、僕がSpotifyで見つけたおすすめのポッドキャストをご紹介します。
このサイトでは英語学習者向けのポッドキャストを全て無料で音声を聞き、さらに原稿も読むことができます。スピーカーのジョジーナさんの英語が非常に聴きやすく、内容も簡単すぎず、難しすぎない絶妙のバランスです。Spotifyではスピードアップができてレベル調整も可能で、重宝しています。
おすすめのスピーキング学習法
最後にスピーキング学習法についてです。上に書いた通り、高校卒業レベルの語彙力があれば、自身の考えを伝えられるはずです。しかし、多くの方が「英会話が苦手!できない!」と悩んでいるようです。
理由は単純で、「英会話の練習(アウトプット)をしていない」からです。英会話と言えど話す内容はよっぽど専門的でない限り、大体パターン化されています。例えば、初対面の人とする会話内容を考えてみましょう。
・名前、年齢、出身など
・趣味
・職業
・専攻分野
まずは大体がこの辺りの会話があるはずです。パーティなどで多数の人と話す場合は5分程度、以上の会話のみで終わることもありますし、意気投合すればさらに話が色々な分野に及ぶでしょう。つまり、さし当たって上の情報を英語で話す力があれば問題ありません。繰り返し同じパターンを話すうちに、慣れてきて自然と英語が出てくるようになります。
おすすめのスカイプ英会話教室
そうした会話パターンを練習する場(つまりアウトプットの場)としておすすめなのが、スカイプ等を使った英会話レッスンです。例としてRarejobを挙げておきます。私もかつて利用しておりました。
英会話スクールに通うより安価で、1対1の英会話が可能です。ポイントは「毎日練習が出来る」と言う点です。リスニング学習と同様、スピーキングでも毎日練習することが望ましいです。定額受け放題(所謂サブスク)のサービスもあるようです。とにかく場数を踏み、自身が話せる会話パターンを増やすことが重要だと考えます。
まとめ
英語学習に近道はありませんが、現在はYoutubeから携帯アプリまで、無料で良質のコンテンツに触れられる機会がどんどん増えています。
参考書かネット教材か、英会話教室かスカイプ英会話か、ご自身に最も合った(継続できそうな)学習方法を見つけることが大切だと思います。